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【日中間主要船会社とその特徴】第2章 特徴

こんにちわ、引き続き日中間の主な船会社とその特徴をご紹介いたします

★COSCO(コスコ)★

COSCOの日本法人は、コスコシッピングライン株式会社です。世界有数の規模を誇る海運企業である中國遠洋海運集團有限公司(コスコシッピング)のコンテナ船事業を統括する中遠海運集装箱運輸有限公司(コスコシッピングラインズ)の100%出資により設立された日本法人です。コスコシッピングラインズの日本総代理店として、日中航路、北米、ヨーロッパ、オセアニア、東南アジア、アフリカなどの地域を結ぶ定期コンテナ航路を展開しています。

中国最大の船会社であるCOSCO(コスコ)のサービスの特徴は、多くの船舶とコンテナを保有し、広範なサービスのネットワークを持っているところです。主なサービスとして、下記のものがあります。

また、中国での様々な規制や諸チャージの適用など施行される場合、COSCOは、オピニオンリーダー的な存在であり、日中の定期航路の中で、最初に船会社としての模範を示す役割を自然に持たされています。

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 上海サービス 定曜日サービス

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上海から東京・横浜への直航サービス

上海から週4便(火、木、金、土、日曜日の出港)

トランジットタイムは2日間から3日間

上海から大阪・神戸への直航サービス

上海から週3便(火、土、日曜日の出港)

トランジットタイムは2日間から3日間

上海から名古屋・門司・博多への直航直行サービス

上海から名古屋へ週3便(火、金、日曜日の出港)

トランジットタイムは、名古屋へは2日間

上海から博多・門司へ週1便(土曜日の出港)

トランジットタイムは、博多に2日間、門司へは3日間

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 寧波サービス 定曜日サービス

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寧波から東京・横浜・名古屋への直航サービス

寧波から週2便(土、日曜日の出港)

トランジットタイムは、

名古屋へは3日間

東京へは2日間

横浜へは2日間

寧波から大阪・神戸への直航直行サービス

寧波から週2便(金・土曜日の出港)

トランジットタイムは、

大阪へは2日間

 神戸へは2日間

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 青島・連雲港サービス         定曜日サービス

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青島・連雲港から東京・横浜・名古屋への直航直行サービス

週2便

連雲港(木)-青島(土)-東京(火・水)-横浜(水)

連雲港(金)-青島(土)-名古屋(火)

青島・連雲港・董家口から大阪・神戸・門司・博多へのサービス

週3便

連雲港(VIA青島)(木)-青島(土)-大阪(月)-神戸(月・火)

董家口(金)-青島(土)-大阪(月・火)-神戸(火)

青島(土)-大阪(月)-門司(火)-博多(火)

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 その他のサービスとして、次の航路があります

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◆  営口・新港・大連・威海・煙台サービス

◆  河南・香港・厦門サービス

◆  東南アジアサービス

上記のサービスには全てホットデリバリーサービス(HDS)があります。

★輸入ホットデリバリーサービス(HDS)

輸入ホットデリバリーサービス(HDS)とは、本船の定曜日・定時運航を前提としています。揚げ荷から2時間後にコンテナの引き渡しができるように手配を行います。輸入ホットデリバリーサービス(HDS)を提供できる航路として、「HDS上海サービス」と「HDS青島・大連・厦門・寧波」サービスがあります。

★SINOTRANS(シノトランス)★

SINOTRANSの日本法人は、シノトランスジャパン株式会社です。シノトランスは、主に海上輸送事業と物流事業を手掛けている会社です。シノトランスジャパン株式会社は、中国外運対外貿易運輸総公司の100%出資により設立された日本法人です。海運だけではなく、陸運や空輸のネットワークは世界中にあり、広範囲な物流サービスの提供をしています。COSCOと同様に中国では大きな会社として、世界的に広範なサービスを展開しています。

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   上海・寧波~関東サービス 定曜日サービス

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上海の出港日は、金、土、日、火、木(週5便)

東京の入港日は、月、火、水、木、日

横浜の入港日は、月、火、水、金、日

上海~名古屋サービス

上海の出港日は、日、火、金(週3便)

名古屋の入港日は、火、木、日

寧波~関東サービス

寧波の出港日は、日曜日(週2便)

東京の入港日は、火、土

横浜の入港日は、水、土

寧波~名古屋サービス(週1便)

寧波の出港日は、日曜日

名古屋の入港日は、金曜日

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   上海~関西サービス       定曜日サービス

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 上海の出港日は、土、日、火(週3便)

 大阪の入港日は、月、火、木

 神戸の入港日は、月、火、金

その他、連雲港・青島~関東・関西・中京のサービスがあります。


 ★Jinjiang(ジンジャン)★

Jinjiangの日本法人は、錦江シッピングジャパン株式会社です。上海錦江航運(集団)有限公司の日本総代理店です。

国際コンテナ輸送業務においては、多数の優良航路を持ち、1時間単位の正確さを誇るHDS(Hot Delivery Service)にも力を入れています。また、長江流域の内陸河川物流サービスも充実しています。

Jinjiang(ジンジャン)のサービスの特徴は、入港日の時間まで、リアルタイムの運航スケジュールを公表に発表しているところです。日中航路においては、荒天やその他の原因で遅れることがよくありますが、正確な入港日と時間を把握示すことができることは、荷主にとって大変便利なサービスとなっています。

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   上海~関西サービス 定曜日サービス

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上海の出港日・時間は、金22:00、日04:00、火04:00

大阪の入港日・時間は、月07:00、火10:00、木12:00

神戸の入港日・時間は、火08:00、水10:00、金08:00

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 上海~関東サービス 定曜日サービス

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上海の出港日・時間は、金13:00、日16:00、月13:00

東京の入港日・時間は、月07:00、水07:00、木07:00

品川の入港日・時間は、木07:00

横浜の入港日・時間は、月19:00、水19:00、木19:00

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   上海~中部サービス 定曜日サービス

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上海の出港日・時間は、金15:00、日08:00、火02:00

名古屋の入港日・時間は、月08:00、水08:00、木08:00

清水の入港日・時間は、火02:00、金15:00

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 上海~九州サービス 定曜日サービス

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上海の出港日・時間は、土18:00、火05:00

博多の入港日・時間は、月08:00、木14:00

門司の入港日・時間は、火09:00、金07:30

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 青島~日本サービス 定曜日サービス

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青島(土)~博多(火)~青島(金)

青島(土)~大阪(火)~神戸(火・水)~青島(金)

青島(土)~名古屋(火)~青島(土)

青島(土)~東京(火)~横浜(火・水)~青島(土)

🔶上記のサービスには全てホットデリバリーサービス(HDS)が可能となっています。

★ SITC(エスアイティーシー)★

SITCの日本法人は、SITC JAPAN 株式会社です。新海豊集装箱運輸有限公司(SITC CONTAINER LINES CO.,LTD)の日本総代理店として設立されました。アジア域内専門の海上コンテナ専業船社です。現在、アジア域内で1000TEU~1800TEU型のコンテナ専用船を80隻投入し、63航路を維持しています。スケジュール維持に対しても、悪天候や港湾の悪条件をカバーすることに力を入れています。

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  関東~上海・太倉サービス 定曜日サービス

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関東の寄港地は、東京・横浜・川崎

東京・横浜は、週9便

川崎は、週4便

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 中京~上海・太倉サービス 定曜日サービス

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中京の寄港地は、名古屋・四日市・豊橋・清水

名古屋は、週7便

四日市は、週2便

豊橋・清水は、週1便

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 関西~上海・太倉サービス 定曜日サービス

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西の寄港地は、大阪・神戸・堺泉北・松山・徳山・博多・門司

大阪・神戸は、週5便

堺泉北・松山・徳山は、週1便

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 関東・中京~大連・新港・煙台・秦皇島サービス 定曜日サービス

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関東の寄港地は、東京・横浜・川崎

中京の寄港地は、名古屋・四日市・清水

東京・横浜・名古屋は、週3便

清水は、週2便

川崎・四日市は、週1便

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 関西・九州~大連・新港・煙台・威海サービス 定曜日サービス

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関西の寄港地は、大阪・神戸

九州の寄港地は、博多・門司

大阪・神戸は、週5便

博多は、週2便

門司は、週1便

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 日本~青島・連雲港・日照・石島サービス  定曜日サービス

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日本の寄港地は、東京・横浜・名古屋・大阪・神戸の他に

仙台・川崎・堺泉北・博多・門司です。

東京・横浜は、週2便

大阪・神戸・博多は、週3便

仙台・川崎・名古屋・堺泉北・門司は、週1便

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 日本~寧波、厦門、温州サービス  定曜日サービス

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日本の寄港地は、東京・横浜・名古屋・大阪・神戸の他に

川崎・博多・門司・徳山です・

東京は、週4便

横浜・名古屋は、週3便

門司は、週2便

大阪・神戸は、週1便

川崎・博多・徳山は、週1便

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 日本~香港、蛇口サービス  定曜日サービス

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日本の寄港地は、東京・横浜・名古屋・大阪・神戸の他に

川崎・豊橋・四日市・堺泉北・門司です。

大阪・神戸は、週3便

名古屋は、週2便

東京・横浜・川崎・豊橋・四日市・堺泉北・門司は、週1便

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 その他の日本~中国のサービス

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その他にも、北海道・東北サービスがあり、定曜日、週1便で

苫小牧、八戸、釜石10から、太倉、上海、寧波、厦門、連雲港、青島、大連、新港、煙台、香港のサービスがあります。

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 中国の国内のフィーダーサービス

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上海~杭州・蘇州・昆山・無錫・嘉興・大豊・徳清・安吉

大連~营口・錦州・秦皇島・煙台・龍口・丹東

新港~秦皇島

青島~日照・石島・威海

寧波~温州・乍浦

厦門~福州・莆田・汕頭

★HASCO(ハスコ)★

HASCOの日本法人は、HASCO JAPAN株式会社です。上海海華輪船有限公司(SHANGHAI HAI HUA SHIPPING CO.,LTD)の日本総代理店です。上海を基軸として、中国の主な港、大連、青島、連雲港、寧波、福州、厦門、南京、重慶、武漢などのサービスを充実し、拡大にも力を入れています。

HASCOの日中の基幹航路は、上海・太倉~日本の定期航路です。SITC、SJJとのスペースの交換(SLOT EXCHANGE)により、定曜日サービスを提供しています。輸入だけの航路で見た場合は、週3便となります。

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  太倉・上海~東京・横浜サービス(SITCとのSLOT EXCHANGE)定曜日サービス

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本船               太倉           上海          東京           横浜

HASCO       木                金                   月・火          月

HASCO          土                   日                   水                     水・木

SITC               火                   ―                   土                     日

SITC               ―                   ―                   水・木             木・金 (日本から輸出のみ)

SITC               ―                   火                   土                     日

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 太倉・上海~名古屋サービス(SJJとのSLOT EXCHANGE) 定曜日サービス

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本船             太倉             上海             名古屋

SJJ                ―                    金                   月

HASCO          土                    日                   水

SJJ                 ―                    火                  木・金

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 太倉・上海~大阪・神戸サービス(SITCとSLOT EXCHANGE) 定曜日サービス

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船              太倉          上海         大阪              神戸

SITC              ―                  金               月                    月・火

HASCO         金                  土               月・火             火

SITC              ―                  日                水                    水・木

HASCO         月                  火                木・金              金

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     太倉・上海~博多・ひびき・門司サービス (SJJとのSLOT EXCHANGE)

 定曜日サービス

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本船             太倉         上海       博多          ひびき        門司

SJJ               土              土            月              ―                 火

HASCO        火              火            木              木                 金

SLOT EXCHANGEとは、お互いに同じスペースの量を互いの本船で貸し借りをする契約です。中国の船社間で、配船数を増やすために使われる方法です。

輸出の場合、SITCとのSLOT EXCHANGEをしている本船で、HASCOにブッキングした荷主は、空コンテナはHASCOのバンプールから借り出して、貨物をバンニングした後、SITCのCYに搬入することになります。


★CCL(シーシーエル)★

CCL(シーシーエル)は、中国・上海を拠点に海上コンテナ輸送を専門とする海運会社、新中通国際海運有限公司(NEW CENTRANS INTERNATIONAL MARINE SHIPPING CO.,LTD)です。日本の総代理店は、中通遠洋コンテナライン株式会社です。2008年に青島―九州(門司・博多)航路を開設し、上海・青島と日本各港を結ぶ航路ネットワークを築き、現在は中国と日本の主要港において、定期コンテナサービスを展開しています。

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  上海航路直航ダイレクトサービス 定曜日サービス

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上海~関東(東京・横浜)

上海の出港日は、土、日(週2便)

東京の入港日は、火-水、木-木

横浜の入港日は、火-火、水-木

上海~名古屋

上海の出港日は、金、日(週2便)

名古屋の入港日は、日-月、火-水

上海~関西(大阪・神戸)

上海の出港日は、日、火、金(週3便)

大阪の入港日は、火-火、木-木、月-月

神戸の入港日は、火-火、木-金、火-火

上海~九州(門司・博多)

上海の出港日は、土曜日(週1便)

門司の入港日は、月曜日

博多の入港日は、火曜日

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  青島・威海航路直航ダイレクトサービス 定曜日サービス

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青島~関東(東京・横浜)

青島の出港日は、土曜日(週1便)

東京の入港日は、火-火

横浜の入港日は、火-水

青島~名古屋

青島の出港日は、土曜日(週1便)

名古屋の入港日は、火-火

青島~関西(大阪・神戸)

青島の出港日は、土曜日(週1便)

大阪の入港日は、火-火

神戸の入港日は、火-水

威海・青島~門司・博多(週1便)

威海の出港日は、木曜日

青島の出港日は、土曜日

門司の入港日は、月曜日

博多の入港日は、火曜日

その他、上海からの長江流域向けのトランシップサービスも提供しています。

★TCLC(ティシーエルシー)★

TCLC(ティシーエルシー)、太倉港集装箱海運有限公司は、2011年に江蘇省政府主導の下に設立された船会社です。日本の総代理店は、株式会社サンキュウシッピングです。太倉港は、上海港にも近く、昆山、蘇州、無錫、常熟などの経済特区とも近距離にある港です。太倉港からは、日本を始め、韓国、東南アジアへのサービスを展開しています。

日本航路については、関東・名古屋に週3便、関西に週3便)、九州に週2便のサービスを提供しています。2015年3月からは、業界初の舟山への寄港を開始、同年6月に南京寄港を開始、2017年5月からは、常州寄港を開始しています。

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 南京・常州・太倉~東京・横浜・川崎・名古屋サービス 定曜日サービス

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京の出港日は、水、土(週2便)

常州の出港日は、日(週1便)

太倉の出港日は、火、木、土(週3便)

東京の入港日は、日-月、水-木、土-日(週3便)

横浜の入港日は、月、水、日(週3便)

名古屋の入港日は、土-日、木-金、月-火(週3便)

川崎の入港日は、日曜日(週1便)

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  南京・常州・太倉・舟山~大阪・神戸・広島サービス  定曜日サービス

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南京の出港日は、土、火

常州の出港日は、日

太倉の出港日は、火、水、土(週3便)

舟山の出港日は、水

大阪の入港日は、月-火、金(2船)

神戸の入港日は、火、金(2船)

広島の入港日は、土

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  太倉~門司・博多サービス(週2便) 定曜日サービス

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太倉の出港日は、土、火

博多の入港日は、月、木

門司の入港日は、火、金

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  長江流域~太倉~日本サービス

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南通・張家港・常熟・泰州・楊州・常州・南京・蕪湖・武漢・重慶など

その他の港もあります。

太倉港は、中国では比較的新しい港です。上海港の混雑に比べると、寄港する船会社も少ないので、物流の視点からは魅力的な港です。

太倉港は、長江の38.8キロメートルのところにあり、喫水は、外高橋コンテナターミナルと同様に12.5メートルあります。太倉港の位置は、上海港からは、73キロメートルのところにあり、便利性においても上海港に負けません。

太倉コンテナターミナルは、現在、蘇州のコンテナの大きな動脈となっています。貨物の取扱量は、2005年に約25万TEU、2006年には、約60万TEU、その後も増加し、2018年には、500万TEUとなり、中国では最も成長しているコンテナ港となりました。2020年末には、600万TEUに増加すると予測されています。

太倉港の利用者に対して、蘇州市政府からいろいろな特典を与えられています。港に貨物を運ぶための多くのインセンティブが設定されています。

関税の引き下げ

船会社への補助金

トラック運転手に対する支援

高速道路の通行料の免除

中国の新華社蘇州の記事(2019年11月1日)によれば、中国江蘇省蘇州市の太倉港の取扱量について、1~9月までの数量は1億6415万トンに達し、コンテナの取扱量は、386万TEUになると言われていましたが、2020年の四半期(1~3月)のコンテナ取扱量の統計では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出て、中国の殆どの港の取扱量は、前年度に比べると約5%の減少となっています。

しかし、中国網日本語版(チャイナネット)2020年7月3日の掲載によれば、中国物流・調達連合会の発表では、6月の中国物流業景気指数は、54.9%で、前月よりも0.1ポイント増加し安定的な回復の流れを維持していると言われています。2020年の8月に中国政府が事実上の「コロナ終息宣言」を行いました。今後は、世界の国々の回復とともに徐々に増加が見込まれています。

注:各船会社のサービス形態は、各社のホームページに掲載の2020年11月現在のスケジュールの中から抜粋致しました。今後の変更もありますので、必要に応じて個々にご確認願います。

まとめ

「日中間の主要船会社とその特徴」は、如何でしたでしょうか?船会社のスケジュールだけを見ただけでは、どの船会社も同じようなサービスに見えてしまいますが、それぞれの船会社に特徴があります。物流の3原則の「早く、安く、安全に」という事も、どの項目に一番価値を置くかによって違ってきます。定曜日サービスは、一般化していますが、天候やバースの船混み具合で、影響を受けやすいものです。「早く、安く、安全に」を達成するには、どのような船会社を使っていくか、常に検討を欠かさないことが大切です。

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