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【中国輸入ビジネス 入門】寧波港の構成

春寒の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。

日頃は大変お世話になっております。

■ ニ ュ ー ス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

■2月旧正月(春節)明けの本船スケジュール

□海上速達便

上海        上海発 2/23 大阪入港 2/25

石島        石島発 2/24 大阪入港 2/26

■空コンテナ不足と新造コンテナの高騰

世界的な空コンテナ不足が続いていますが、新造コンテナの価額が高騰しています。

従来、20フィートが21万円、40フィートが35万円ほどでした。

現在の相場は従来と比べ8割以上値上がりし、仕入れ価額が過去最高値ともいわれています。

新造コンテナの仕入れ価格の高騰が、海上運賃相場へどのような影響を与えるか、様子を見守る必要がありそうです。

■ 特集

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今回の特集は、運送書類に表記されている輸送料の単位と、中国から日本への海上コンテナサービスについてご説明します。

■輸送料の単位

立方メートル:            CBMやM3と表記

レベニュートン:         Revenue TON、R/Tと表記

キログラム:                KGS、重量の単位キログラム

海上輸送、航空輸送、陸上輸送にて用いる輸送料の単位はすべて異なるため、実際の単位と料金計算に用いる単位の違いを理解しておくと、コスト計算ができるようになります

詳しくは下記URLを参照してください

【中国輸入ビジネス 入門】国際輸送料金計算単位の豆知識 

■中国から日本への海上コンテナサービス

中国から日本への海上コンテナサービスをご紹介します

上海以南には、主に5つの港があります

【1】上海  SHANGHAI

【2】寧波  NINGBO

【3】福州  FUZHOU

【4】厦門  XIAMEN   通称はアモイ

【5】深圳  SHENZHEN             実際の港名は蛇口(SHEKOU)、塩田(YANTIAN)

【1】上海から日本の主な港へのサービス

2日間                   上海から大阪・神戸

3日間    上海から東京、横浜、名古屋

複数の船会社がサービスを運航し、毎週30~40便あります。

世界最大の貿易港上海と日本を結ぶ海上輸送網は、便数が多いために、輸入貿易をする方には最もスケジュールの調整がし易い航路です。

混載サービス(LCL)は毎日出港し、選択肢が豊富な事が特徴です。

上海から日本へのコンテナ輸送サービス

https://d2dship.com/blog/shanghaiport4

【2】寧波から日本の主な港へのサービス

3日間    寧波から日本の主な港へ

3船社      3つの船会社がサービスを運航しています

運航船社が3船社と限られ、便数が上海と比べると少ないために、一度スケジュールが遅れると、遅延の回復に時間を要します。混載サービスはありますが、お急ぎの貨物は上海港の混載サービスを利用する方も多いようです。

【3】福州から日本の主な港へのサービス

1船社    1つの船社が唯一直航便ダイレクトサービスを運航

複数の港へ寄港する航路のため、遅れが生じると各港への入港日の遅延へと連鎖します。

【4】厦門から日本の主な港へのサービス

4日間      厦門から日本の主な港へ

厦門は香港・深圳を出港した本船が寄港するループサービスや、東南アジアと日本間の本船が寄港するなど、各国の船会社が複数寄港する大きな港です。

日本向けの混載サービス(LCL)の多くは日曜日に厦門を出港します。

【5】深圳から日本の主な港へのサービス

4日間                   深圳から日本の主な港へ

10日間以上        深圳から日本への混載サービスの輸送日数

世界へ製品を輸出する世界最大級の輸出港であった香港の役割が、今は華南地区に移り、深圳(蛇口と塩田)及び、内陸の広州が華南地区の主要な港に取って代わりました。

日本などのアジアだけでなく、欧米航路の大型船舶も寄港する世界の主要港の一つです。

例年の台風シーズンには、遅延の影響があります。昨年はシンガポールの港湾混雑が、華南地区のサービスに大きな悪影響を与え、スケジュールの乱れが顕著な航路です。

更に昨秋からは、空コンテナ不足と海上運賃の高騰があり、リードタイムとコストのマネージメントが難しい航路です。

混載サービス(LCL)は、深圳倉庫のカット時間が早いため、日本までの輸送日数が10日間以上要します。輸入を急ぐ貨物は、リードタイムの短縮が課題です。

海上速達便とは

中国各地から日本へ、最速の混載サービス(LCL)と通関及び国内配送をワンストップでお届けします。

上海以南の地域では、厦門、深圳地区(東莞・広州)に倉庫をご用意し、上海→関西への高速フェリーを用いて、安定した輸送日数にて、荷物をお届けします。